SUPER EIGHT(スーパーエイト、元関ジャニ∞)のメンバー・村上信五の初の著書となる『半分論』が、2025年4月14日に幻冬舎より発売されました。
長年村上くんを応援していますが、まさか本を出す日が来るなんて、想像もしていませんでした。関西出身でバリバリのツッコミ担当。バラエティでもMCとして活躍し、言葉で伝えるタイプの人のイメージが強かったから、まさか活字の世界に飛び込むなんて、最初に聞いたとき、わたしと同じように衝撃を受けた人も多かったはず。
でも、いつもはテンポのいいトークやツッコミで笑わせてくれる村上くんが、どんな文章を綴ってくれるのか…と考えたら、発売前からドキドキワクワクでした!
アイドルが自分で書いた本を出版することがまだ当たり前ではない中で、村上くんが挑戦すること。いつもは見せない内面の部分を自分の言葉で届けてくれること。ファン冥利に尽きるとはまさにこのことだ!と思いました。
発売当日に重版が決定するほどの人気ぶりの話題の『半分論』ですが、どのような内容で、どこで手に入れることができるのでしょうか?
村上信五の「半分論」のきっかけは?執筆した理由は何?
村上信五さんが執筆した「半分論」
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忙しいなか、仕事の合間をぬってタブレットで執筆していたという村上くん。
刊行記念取材では、第三者やAIが書いたということはまったくないと強調したうえで、「半分論はあります」と某記者会見を真似て笑いを交えつつ、100%すべて自分で書いたと話していました。
そんな村上くんですが、『半分論』の執筆に至ったきっかけは、自身が出演していたラジオ『村上信五くんと経済クン』で文芸評論家・三宅香帆さんとお話したことでした。
村上は「『(三宅氏の著書に)共感できるところがたくさんあるんですよ。ちなみに僕やったら半分に分けてこうだと思うんです。半分論みたいな』って言ったら、三宅先生が『面白そうだから、本になったら読んでみたい』って言ってくださったのが1番最初」と明かした。
引用:『SUPER EIGHT村上信五、祖母との秘話明かす「罪悪感がとんでもなかった」“半分論”の原点とは』

ちなみに私も『村上信五くんと経済クン』のリスナーなので、この番組がきっかけだったと知ったときは「まさかあのやり取りから実現するなんて…」と感激しました。
三宅さんの「読んでみたい」という声がなければ、『半分論』、そして「村上信五先生」が誕生することもなかったのかもしれませんね。
村上信五の『半分論』の内容は“上京”という決断にも触れている?
村上信五さんの著書、『半分論』には、43年間の村上信五としての人生、そして20年以上にわたる芸能活動の中で感じた葛藤や挫折から生まれた、「物事を二択で考えることで思考がクリアになる」という独自の思考法が綴られています。
最初、タイトルだけ見たときは「どういう意味?」「なんか難しそう…」と思いましたが、読んでいくうちに、これが“村上信五の人生観”なんだなとスッと腹に落ちました。 強く見えるけど、実はものすごく繊細で、常に人の気持ちに寄り添ってる村上くんだからこその哲学だなと思いました。
村上信五の半分論、大阪から上京したことが大きく影響している
村上君は2004年、22歳のときにSUPER EIGHT(当時は関ジャニ∞)としてCDデビューし、東京を拠点に活動を始めました。しかし、その3年前、19歳のときにはすでに大阪から上京していました。
関ジャニ∞の前身グループである関ジャニ8が結成される以前、まだ関西ジャニーズJr.として活動していた時期に、グループの明確な見通しがないまま単身で東京に出てきたという決断は、まさに『半分論』に通じる思考の表れとも言えます。
あるインタビューでは下記のように話していました。
だいたいの答えは2択にできますよね。例えば、僕が大阪から東京に出てくるときは『行くか行かないか』。でも、行くと決めたら、『どのタイミングで行く?』『ひとりで行く?』とどんどん決め事が増えていき、そのたびに選択肢ができる。僕はその選択肢の間にこそ、自分なりの答えがあるんじゃないかと思うんです。
『東京に行って失敗したらどうしよう』と思ったときに、親や友人の身近な人にアドバイスを求めるとします。その時点で、心の内では『行く』と決めているけれど、自分がした選択の責任から楽になろうと半分にしているんです。相談することで『もし失敗して帰ってきたら助けてな』って言える気楽さも心に留めておけるじゃないですか。
つまり、物事は白黒だけではなく、グレーゾーンがあることを知ることが大事だということです」
引用:「村上信五「アイドルでありサラリーマンである僕なりの目線」人生を“好転”させる哲学書」
「行く・行かない」の二択だけではなく、その間にある余白を大切にしてきた判断軸は、今のマルチな活躍にもつながっており、大阪から東京へ飛び出したあの一歩こそが、村上くんにとっての『半分論』の始まりだったのかもしれません。
村上信五の半分論、上京
村上信五さんの半分論を読んで、私は彼のことをさらに好きになりました。
人生における二択は、私自身も何度も経験してきたからこそ、村上くんの言葉にハッとさせられる場面がたくさんありました。「あのとき東京に行く決断をしなかったら、今の村上信五はいない」ことは当たり前のように思えますが、並大抵の覚悟ではできないことだな、と改めて感じさせられました。
「アイドルとして売れる」という道を本気で目指して、まだ先の見えない中で単身で上京することには、相当の勇気と決断力が必要だったはず。
テレビではいつも明るくキラキラしてるけど、その裏でどれだけ考えて、自分を奮い立たせてきたんだろう。
この『半分論』を読んで、村上くんの人間らしさや芯の強さに気付けて、彼のことがますます大好きになりました。

是非、たくさんの人に読んで欲しい作品です!
村上信五の『半分論』は本屋さんで購入できる?
『半分論』は、紀伊國屋書店、丸善ジュンク堂書店など、全国の本屋さんで購入することができます。発売当初は、どの店舗もポップやパネルで大々的に展開されていて、わたしも実際に何軒か回って写真を撮ったりしました。
どのお店も、ただ売るために陳列するのではなく、村上くんへの愛が伝わってきて、ファンとしては嬉しいし誇らしいし、とにかく胸アツでした。
近くに本屋さんがないという人や、確実に手に入れたいという人は、楽天ブックスやAmazonといった大手通販サイトや、タワーレコードのオンラインショップなどでも購入可能です。
また、電子書籍でも出版されているので、スマートフォンやタブレットなどで気軽に読んでみたいという人には、電子書籍での購入がおすすめです。
村上信五の『半分論』の特別カバーはお渡し会限定?
『半分論』の特別カバー版は、カバーのデザインが通常版とは異なるだけでなく、特典として「GIVE&MAKE」という音声特典コンテンツが付属しています。楽天ブックス、タワーレコード、セブンネット、HMVの4店舗でのネット注文限定販売でしたが、現在はどのサイトでも完売しており、再入荷のお知らせもありません。
予約の時点で予定冊数が完売してしまったようなので、購入できた人はかなりラッキーですね。
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また、下記日程でお渡し会も開催されました。
4月14日(月)東京【購入先】SHIBUYA TSUTAYA
4月20日(日)大阪【購入先】紀伊國屋書店 グランフロント店
※各書店、所定の方法で対象商品をご購入いただいたお客様の中から抽選でご招待します。引用:『多才な村上信五(SUPER EIGHT)初の著書『半分論』が4月14日(月)に発売
対象商品がSHIBUYA TSUTAYAや紀伊國屋書店グランフロント店で購入した『半分論』だったため、お渡し会で受け取った本は特別カバー版ではありませんでしたが、本人から直接手渡しで受け取れることが、何よりも特別な体験だと思います。

私もお渡し会に応募していたんですが、残念ながら落選…。
行けるひとがとても羨ましかったですが、X(旧Twitter)でレポを読んで、参加した人たちが感動してる様子を見たら、それだけ村上くんが本気でこの本に向き合ってきたんだなって伝わってきて、なんだか胸がギュッとなりました。
特別カバー版ももちろん貴重ですが、本人からの手渡しという体験こそ、プライスレスですよね。
ジップロックやアクリルケースに大切に保管してる人を見て、「めっちゃわかる!」と共感して、私ももし当たってたら絶対そうしてただろうなと思いました。
村上信五「半分論」とめ
SUPER EIGHT村上信五の初著書『半分論』が大きな反響を呼んでいます。発売当日に重版決定という快挙を成し遂げたこの一冊は、単なるアイドル本ではありません。
- ラジオ番組でのやり取りがきっかけで本格的な著書が誕生
- 19歳での上京決断など、人生の選択に関する独自の哲学を公開
- 全国書店・オンラインで購入可能、特別版は即完売の人気ぶり
- 「二択思考」という実践的な人生術をファン以外にも提供
「東京に行くか行かないか」から始まった村上くんの半分論は、私たち誰もが直面する人生の選択に新しい視点を与えてくれます。43年間の経験から生まれた思考法は、迷いがちな現代人にとって心強い指針となるはずです。
村上信五流の「半分論」で、人生の選択をもっと楽に、もっと前向きに捉えてみたいですね!